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2014年10月号

バブル世代は消費の牽引役

〝あの時代〟の空気感のわかる

日曜日の昼は「自宅でディスコ」

アベノミクス効果により、どん底の株価は値を取り戻し、消費税増税があったものの、政府の予測では再び消費もプラスに転じ景気回復の流れはこのまま継続するとされる。

一方、百貨店などでは「高級品」の売り上げが伸びていることから、今の社会状態は1980年代の「ワンランク上の生活スタイル」を追い求めた、バブル期と重ね合わされることが多い。

そして、そんななかもう1つ「80年代の再来では」といわれているのが、ディスコブームだ。

毎週日曜日の昼12時よりTOKYO MXで放映されている「Disco Train」という番組は、80年代にディスコに通ったバブル世代の心に刺さるとネットなどで話題になっている。その内容はシンプルで、番組の中ほどで行われる15分ほどのゲストトーク。それ以外は80年代からディスコやクラブで活躍してきたDJ OHSSYこと押阪雅彦さんによる80年代を中心にしたダンスミュージックのミックスを流し続ける。その間のテレビ画面には、「トレインガールズ」という若い女性たちがダンスフロアで、ゆらゆらと踊っている映像が流れる。「聴くテレビ」ということもあってか、テレビらしからぬ演出で番組は展開する。

「番組がはじまった当初は、OSSHYさんの関係で観てくれる人が多かったのですが、ネットにはだんだんと40代後半から50代とおぼしき人たちのツィートが出はじめ、番組の回を追うごとに、そのツイートが盛り上がってきています。また、放送開始から半年ほどたってから、平日の夜、しかも有料の公開収録を行ったのですが、300人ほどが集まったのには、驚かされました」

と話すのは、TOKYO MX編成業務部長で、この番組のプロデューサーの飯田英士さんだ。

8月20日発売の番組CD/DJ OSSHYさん(左)とMCの早見優さん(右)

電通コンテンツ局映像プロデュース部部長で、番組の仕掛け人でもある寺尾聖一郎さんは、番組の企画意図についてこう話す。

「そもそもはOSSHYさんが、インターFMでやっている『Radio Disco』という番組を聴いて、これをそのままテレビにできないかということで、MXさんに企画を持ち込んだのがはじまりでした。テレビでは『自宅でディスコ』ということをコンセプトに、バブル世代の人が家事や仕事でディスコに行けないけれど、日曜日の昼間にディスコ気分を味わってもらう。番組を見ているうちに、ディスコに行きたくなるような番組になればと思って制作しています」

2014年10月号 目次

特集ーマツダの底力
トヨタの恐れる マツダのエンジン革命
スカイアクティブを生んだ マツダの「モノ造り革新」
持たないがゆえの工夫 マツダ技術陣が追求した効率性
企業価値が高騰 マツダ争奪戦が始まった
ヨーロッパで高評価を受ける理由
市民球団広島東洋カープと マツダ創業家一族の関係
第2特集−今再びのディスコブーム
バブル世代は消費の牽引役
ディスコブームの変遷とリアル80'sの素性
バブルにするか、しないかは これからの6年間で決まる
風営法改正
アベノミクスの バブル変容への条件
レポート
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参入続々でヒートアップ 格安スマホ市場争奪戦
インタビュー
薬のクチコミで注目を集める医師専門のソーシャルサイト
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